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開発者インタビュー
マイティグリップのヒミツ

学生の意見を取り入れながら開発。商品化までの道のり

── 完成まで約3年ということですが、試作段階で力を入れたことはありますか。

自分たちの手で試すだけではなく、学生を集めて何度もユーザー調査を行いました。トータルで100名近くに試してもらったと思います。学生の声を聞きながら、グリップバンドとペン本体の試作を何度も重ね、最終的に今のベストな状態にたどり着きました。学生の意見を商品開発に生かせたのは本当に貴重な経験でした。

試作段階のマイティグリップ

試作段階のマイティグリップ

── グリップバンドはどういった経緯で今の形になったのでしょうか?

試作の当初はテニスラケット用のグリップテープと同じような形状、使い方で試しました。テニスでは巻き終わった後、余ったグリップバンドをハサミで切るという工程があるのですが、学生たちからは「どう切ればいいのかわからない」、「手間がかかる」という意見が出てきました。そこでグリップバンドの長さを調整し、巻き終わりが余らないようにしました。
また、テニスでは、巻き終わりを付属のテープで貼りつけますが、より簡単に留められるように、グリップバンドの両端に両面テープをつけました。

テニスではグリップの巻き終わりを切る

テニスではグリップの巻き終わりを切る

マイティグリップのグリップバンドはぴったりの長さに

マイティグリップのグリップバンドはぴったりの長さに

── シャープペンの本体に関してはどういったこだわりがありますか?

学生から「どのように巻いていいかわからない」との声があったので、巻くときの目安となるガイドラインを入れました。その後の調査で、ガイドラインだけでは「巻き始めがわからない」「ガイドラインとずれる」との声があったので、改良を重ね、巻き始めの位置がひと目で分かる“☆印”とグリップバンドの端が収まる“溝”を入れました。それにより、誰でも簡単に巻くことができるようになり、「巻くのが楽しい」といったポジティブなコメントもいただきました。

ガイドライン、星印と溝で巻きやすく!

ガイドライン、星印と溝で巻きやすく!

── 学生の声を受けて、他に生かしたことを教えてください。

長時間書き続ける学生からは「シャープペンが重いと疲れる」「軽い方がスラスラ書ける」といった意見があったので、本体の軽量化にもこだわりました。当社同等品のグリップタイプのシャープペンが18.5gなのに対し、マイティグリップは約9gです。
また、学生の声を聞くうちに「自分で巻くから愛着が持てる」という声が出てきたため、より愛着が持てるような仕掛けとして、“アレンジ巻き”を考えました。“アレンジ巻き”はグリップバンドのカラーや巻き方を変えて、自分好みの見た目にする方法 です。見た目まで自分好みにアレンジできるので、ずっと使いたくなります。

※本体+グリップバンド2重巻の場合

アレンジ巻きの例

アレンジ巻きの例